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沖縄県南城市在住の整理収納アドバイザー、家づくりアドバイザーの玉城恵利子です。
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「洗面器と母」というタイトルに「何だろうな?」と感じた方もいらっしゃるかと思います。
母や父を思い出すきっかけとして、何か行動をした時、又は道具と使う時に、感じることはありませんか?
私の場合、よく母に言われたことを思い出すのは、洗顔の時の水の使い方です。
どんなことを言われたかというと、
水を出しっぱなしで顔を洗っていたら、
「もったいない」
「洗面器を使って洗ったらいいのに」
この二つでした。
昭和一桁生まれの母は、節約に徹底するというまでではありませんでしたが、とにかく無駄を省く、使わないものをいかに生かすか?を考えながら生活をしていました。
なので、洗面をする際は、水を無駄にしないように当たり前のように洗面器を使う。
洗面台の一角には、すぐに使えるように、常に洗面器がおいてありました。
当時は、「そこに置かれるのは邪魔だな。」そんなこと思っていました。
家を出て家族を持つと、暮らしは自分のやり方で進んでいきます。
そう母に言われてきたことは、すっかり忘れ、最近まで水を流しっぱなしのまま洗顔を続けていました。
自分自身がそうなので、特に、子どもたちへも、そんな声掛けをしたことはありませんでした。
流しっぱなしで洗顔をする理由として、顔を洗う時には石鹸を使う必要があり、その際、水栓に石鹸がついてしまうので、水栓を開けたり閉めたり、そうしながら洗うことが面倒に感じたりしたことでした。
もしかしたら、同じように感じている方がいるかもしれません。
ですが、3~4日前、水を流しっぱなしで顔を洗っていた時、左の深いシンクの中の洗面器が目に入ったのです。それは、ブラウスを手洗いする時に使っていた洗面器で、乾かすためにそのまま置いていたもの。
目に入ったことで、何となく、洗面器を使ってみようという気持ちになり、使ってみることに。
水は流しっぱなしのままでしたが、排水溝に流すのではなく、顔を洗っている間は洗面器に溜める、溜まったら、すぐ横の洗濯機の中に移す。
そんなことを、3~4回繰り返しながら顔を洗ったのです。
その時に気づいたことは、本当はきれいな水として使えるはずの水を捨てていたということ。
こんな大事なことを、30年以上もも忘れていたことに、少し恥ずかしい気持ちになりました。
だいぶ前の話になりますが、有る方が、子どもたちにお金のありがたさを知らせるために、10円を川に投げて、「あなたたちがしているコトはこんなこと、水を無駄使いしていることはお金を捨てているのと同じこと。水もお金を払っているから使えるのよ」
「働いたお金は大事に使う。」全ては働いたお金があるからこそ。
そんなエピソードを聞いた時、素敵なお母さん。と思ったことがありました。
今、洗顔をする時は、たった1杯の洗面器の水で洗っています。
最初に水を溜めて、両手で水をすくい、顔にパシャパシャと当てて洗う。
分かったことは、洗顔はその1杯で十分ということ。
これまでどのくらいの水を捨てていたのだろう。
母のやってきたことは、本当に小さなことだったかもしれませんが、その小さな積み重ねこそが大事なんだと、気づかされます。
洗面器は、使った後は毎回きれいに洗って、洗面台横の深いシンクの定位置に戻しています。
そうすれば洗面台の邪魔にならず、すぐに使うことができます。
今からでも遅くはない、気づきながら出来ることは修正をしながら暮らしていきたいと思った、母と洗面器についてのエピソードからの話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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